あゆみ
2014年12月
ママをひとりにしない母子家庭団体SWAKスタート
「みんなでクリスマスパーティしたら子ども達喜びそうだよね!」そんな声から生まれた
ママをひとりにしない母子家庭団体SWAK(スワック)
はじめは3人の母子家庭同士の話の中からはじまりました。
バーベキューや夏花火、川遊びやそうめん流し、たこ焼きパーティや鍋会など
なかなか手が届かないライフイベントやアウトドアを、「みんなでやってみよう!」と、
わたし達の「大家族会」がスタートしました。
5年の月日が経ち、34家庭の母子家庭が集まっていて、そこから次のステップへと本格的に動き出しました。
2019年1月
umau.合同会社設立
5年の活動の中で、私たちはたくさんの問いが生まれる課題にぶつかっていきました。
これは自分で解決しないといけないのか?制度ってなに?わたし達の力不足を感じると共に、何を掴んで行くべきなのかを考えるようになりました。
そして、自分たちで稼ぐこと。社会に示すものを持つこと。自分たちの手でつくること。
を決断し、合同会社を設立しました。
まず始めたことは、「umau,Bar」メンバーの入院費を稼ぐために、月に1回、バーを開催。お酒はもちろん、メンバーの手作り料理でたくさんの方々と交流を深めさえていただきながら、その売上金を入院費に当てました。
公式LINEをつくり、母子家庭以外の人たちにも関わってもらえるように、
子育てにおける講座の開催、休日に親子で遊ぶ企画などまずは
「自分たちが出来る、自分たちが楽しこと」を実践して行きました。
最初から夢に描いていた「わたし達がいつでも出入りできる安心する拠点をつくる」
その夢に向かって、前進していきました。
2019年1月
食材配達スタート
合同会社を設立し、フードバンク さんからお世話になり、食材配達をはじめました。
ひとりの家に、フードバンク 倉庫をつくり、ひとり分ずつ小分けをし、手分けして配達をする。みんなが近い家の人の分を一緒に持って帰り配達していきました。
上記の新聞は2020年5月のもの。コロナ禍になっても配達を続けていきました。
2020年7月
実家よりも実家ーじじっかー拠点オープン
念願の拠点をオープン。大家族鍋会を開催した時にみんなで決めた名前。
「じじっか」実家がある人もない人も、実家のイメージのように
気軽でいつでも行けて、かっこつけずに心も身体も休める場所をつくろう!とこの名前になりました。
2020年新型コロナウィルス感染拡大に伴い、4月オープン予定だったのを7月に変更。
まずはじめたのは、「親子食堂」毎週金曜日と土曜日の夕飯をみんなで食べる。
そこで仲良くなる。いつも話せないような対話も生まれていきました。
2020年10月
こども見守り強化事業スタート
厚生労働省の事業を久留米市の家庭こども相談課により、関わらせていただくことになりました。
内容は「個別訪問」です。月に2回の食材配達と、学習訪問。現在38家庭ほどに訪問させていただいています。
わたし達は専門家でもなく、支援者でもなく、当事者です。
ただただ、仲良くなって、血縁がなくても家族になりたいと思っています。
訪問して仲良くなって、じじっかにごはん食べにきたり、食材もらいにきたり
日常を共にすることで、お互い様がどんどん生まれていっています。
2020年度
地域再生大賞優秀賞受賞
わたし達の活動を認めていただきました。
走り出したばかりのまだまだ未熟な法人ですが、
福岡代表として大きな舞台に立たせていただいたことに心から感謝いたします。
じじっかの一番目立つ場所に表彰状を飾って、いつも笑顔で過ごせるパワーになっています!
2021年3月
一般社団法人umau.へ移行
2021年3月31日に合同会社から一般社団法人へと移行いたしました。
合同会社設立から丸2年。私たちの社会から求められる役割や、当事者だからこそ見える立ち位置、つくりたい未来の可能性の法人格は一般社団法人だと感じました。
ひとり親家庭、生活保護受給家庭、障がいがある人がいる家庭を中心に
移住者、学生、核家族、転勤族など、さらに「実家が必要な人たち」と共に生きる拠点を中心にこれから更に活動幅を広げて行くために、これからも精進していきます!
2024年スタート
じじっかも5年目
リリボンマーケットもプチ移動して広く大きくなっています。
今年も、今年に合った「ラッキーループの巻き起こし方」を全力で見つけ出します!